この記事を書いた人:たぬき(AIたぬきの!動画生成AIナビ 運営者)
この記事の内容は2026年9月29日に各サービスの公式ヘルプと料金ページで確認しました。
動画生成AIの全体像からまとめて知りたい方は、動画生成AIとは?初心者向けのまとめもどうぞ。
「動画生成AI」と一言で言っても、できることは大きく分かれています。文章から映像を作るものと、人が話す動画を作るものは、まったく別のジャンルです。ここを知らずにサービスを選ぶと、目的に合わないものを契約してしまいます。この記事では、できることを7つに整理しました。
この記事の要点
・大きく分けると「映像を作る」と「人に話させる」の2系統
・初心者がまず触るなら、文章から動画と、写真を動かすの2つ
・今でも苦手なのは長い尺・正確な文字・実在の人物
・用途が決まれば、選ぶサービスも決まる
1. 文章から動画を作る
いちばん基本の使い方です。「夕方の窓際で女性が振り向く」と書くと、その映像が出てきます。PixVerse、Kling、Seedance、Google Veoなど、多くのサービスがこのタイプです。
向いているのは5〜10秒の短いカットです。長い物語を1本で作るのは今でも難しく、カットごとに作ってつなぐのが現実的です。
2. 写真・画像を動かす
手元の写真を1枚入れると、それが動き出します。構図や人物がすでに決まっているぶん、文章だけで作るより狙いどおりになりやすいのが利点です。
古い家族写真を動かす、商品写真をぐるりと回す、イラストに動きをつける、といった使い方ができます。初心者が「AIってすごい」と実感しやすいのもこのタイプです。
3. アバターに原稿を話させる
人物のアバターに、用意した原稿を読ませる使い方です。AKOOLなどがこのジャンルにあたります。顔出しせずに解説動画を作りたい人、社内研修や商品説明を量産したい人に向いています。
文章から映像を作るサービスとは技術も料金体系も別物なので、「人が話す動画を作りたい」なら最初からアバター系を選ぶ必要があります。
4. 顔を入れ替える
動画の中の顔を別の顔に差し替える機能です。ただし、使っていいのは自分の顔か、同意をもらった人の素材だけです。他人の顔を無断で使うと肖像権の問題になります。面白そうに見える機能ですが、いちばん慎重に扱うべきものでもあります。
5. 動画を翻訳・吹き替えする
日本語の動画を、口の動きごと別の言語に差し替える機能です。海外向けに同じ内容を出したい場合に使えます。これもアバター系のサービスが得意とする領域です。
6. 台本から字幕つきの動画を作る
文章を入れると、読み上げ音声と字幕がついた動画になるタイプです。Vrewなどがこれにあたります。YouTubeの解説動画のように、情報を伝えることが目的の動画に向いています。映像の美しさより、作業の速さを取る使い方です。
7. SNS用の縦動画を作る
TikTokやリールのような縦型の短い動画を、テンプレートを使って手早く作る使い方です。PixVerseのようにテンプレート(エフェクト)が豊富なサービスなら、ゼロから指示を書かなくても、素材を差し替えるだけで形になります。毎日投稿する人にはこの手軽さが効きます。
今はまだ苦手なこと
できることばかり書くと期待が先行するので、正直に苦手も並べておきます。
| 苦手なこと | 現状 |
|---|---|
| 長い動画 | 多くのモデルで5〜15秒まで。長編はカットをつないで作る |
| 正確な文字 | 看板やテロップの文字は崩れやすい。編集ソフトで後から載せるのが確実 |
| 手や指の細かい動き | 大きく映すと崩れやすい。構図で避けるのが早い |
| 実在の人物 | 権利の問題があり、そもそも避けるべき。サービス側で止められることもある |
| 同じ人物を何カットも出す | カットをまたぐと顔が変わりやすい。画像から生成すると安定しやすい |
これらは「そのうちできるようになる」ものもありますが、今の時点では避けて作るのが前提だと考えてください。苦手を避けるだけで、完成度はかなり上がります。
自分の用途はどれか
| やりたいこと | 見るべきジャンル |
|---|---|
| SNSに短い映像を出したい | 1・7(文章から動画/縦動画テンプレート) |
| 手元の写真を動かしたい | 2(画像から動画) |
| 顔を出さずに解説動画を作りたい | 3・6(アバター/台本から動画) |
| 海外向けに同じ動画を出したい | 5(翻訳・吹き替え) |
| まず何ができるか触ってみたい | 1・2から。無料枠のあるサービスで足りる |
関連記事:Pollo AIで写真を動かす方法/AKOOLの使い方/Vrewでテキストから動画を作る/PixVerseでTikTok向けの動画を作る/AKOOLの顔入れ替えの使い方と注意点/Higgsfieldで使えるモデル一覧
確認日:2026年9月29日。仕様と料金は改定されることがあるため、最新の内容は各サービスの公式サイトでご確認ください。



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